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コラム

大河ドラマの吉田松陰に、時代を変える狂人像を観る

2018/07/13

こんにちは!代表の三崎です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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放映中の大河ドラマ「花燃ゆ」は観てますか?

幕末の思想家・教育者である吉田松陰の妹・文(ふみ)が主人公なのですが、
ここに登場する吉田松陰がかなり強烈なキャラクターで描かれています。

 

吉田松陰

吉田松陰は、
長州(山口県)の松下村塾で指導者として高杉晋作久坂玄瑞たちを育て、
自らは思想家としての信念を貫き、29歳で江戸幕府によって処刑されました。

今でも吉田松陰の思想が書かれた書物は広く読まれ、
明治維新という大革命の原動力となった歴史上の偉人とされています。

吉田松陰

しかしながら「花燃ゆ」では、改革を進める精神的指導者というより、
血気盛んな若者たちをあおって自分の思想を実践させる狂人キャラになっています。

周囲の忠告は聞き入れず、自分の好奇心や思想に忠実に行動して、
大切な家族や弟子を危険にさらします。命を落とす弟子も出ます。

「諸君、狂いたまえ。」ですね。

 

ドラマを観ていると、
それは日本のためじゃなくて、自己満足のためにやってるんじゃないのか
と思うほどの理不尽さを感じてしまいます。

吉田松陰

 

でも、観ているうちにふと思いました。

ちょっと、待てよ。
高杉晋作や久坂玄瑞や伊藤博文のような弟子たちに大きな影響を与え、
その弟子たちが明治維新という大革命を起こしたような人物なんだから、
吉田松陰自身はきっと普通の人間ではなかったはず。
(私の常識で測れるような人間ではないという意味)

皆さんの周りでも、すごく優秀な人が常識的でなく見えることってありません?

 

まあ、
普通の感覚なら、こんなことしませんよね。
●ペリーの黒船を見て「絶好の海外留学の機会」とばかりに「乗せてくれ!」と懇願に行く。(長州藩にばれて投獄)
●幕府の老中・間部詮勝暗殺計画を立て、長州藩にその旨の建白書を出す。(びっくりした長州藩によってまたしても投獄)
11歳で長州藩主に講義をするほど才能を認められていたにも関わらず、東北旅行に行きたくて死罪覚悟で脱藩してしまう。
●投獄後に仮釈放のような処分を与えられても、その度にまた過激な行動に出て、結局4~5回も投獄される。

過激な攘夷派として江戸幕府に目を付けられていたので、
最後はわざわざ江戸で取調べを受けることになり、
聞かれてもいないのに間部暗殺計画を自白して処刑されてしまいました。

 

凡人には理解しがたいことばかりですが、
私利私欲による行動でないことはわかりますし、
根が純粋で、使命感が強く、信念を曲げることはなく、
思い立ったらやってしまう過激なまでの行動力や
人を巻き込む人間的な魅力があったことも想像できます。

でも、
クレイジーなだけなら、他にもたくさんいたでしょうに、
吉田松陰がこれほど名を残しているということは、
きっともっと深い何かがあったのでしょう。

 

吉田松陰についてはここまでにしますが、
世の中を変えた人ってだいたいクレイジーですよね。

吉田松陰

誰にもできないどデカいことをしていながら、
自分が創った会社をクビになったり(笑)、
あっけなく家臣に殺されたり。

でも、何の後悔もなく死んでいったのでしょう。
後悔というものが、そもそも凡人の考えですから。

 

時には、今の課題をクリアするために
クレイジーな偉人たちの気持ちになって考えてみることも
ありかもしれないなあ。

そう思っても発想が小さくなってしまうんですけどね(笑)。

 

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吉田松陰は、今どこを旅しているのでしょう。

もし、旅先で織田信長と出会ってたら面白いなあ。
緊張感ただよう偉人対談になるのか、
それとも意気投合してフレンドリーに語り合うのか。

そして、その様子が
iPhoneで中継されたら観たいです。
ちょっと怖いですけど。

三崎

 

 

 

 


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